ニート生活を続けると、将来どんな末路が待ってるのかな...
しばらくニート生活をしてるけど、だんだん不安になってきた...
そろそろニートを脱出しないといけないかなぁ...
でも、このまま働かない生活がいいなぁって思ったりもするんだよねぇ...
とはいえ、手遅れになる前になんとかしないと。
絶望的な状況にならないための対処法を知りたい。
このような悩みや要望にこたえます。
この記事からわかることは以下のとおり。
この記事からわかること
はじめまして、元ニートの深川一(ふかがわ はじめ)です。
プロフィールは下記のとおり。
- 新卒の会社を1年もたずに退職→ニート生活へ
- 現在はフリーランスのWebライターとして活動(4年目)
- 「ニート自立支援相談センター」のセンター長として就職相談に対応してます
ネットサーフィンしていると、ニートの末路に関する2chコピペやYouTube動画が数多く見られます。
ほとんどがバッドエンドなので、
と不安になりますよね。
でも、安心してください。
あなたが今ニートでも20代であれば十分人生をやり直すことは可能です。
※僕もなんとかなっています。
本記事では、ニートが手遅れにならないための対処法をまとめました。
この記事を読んで今日から行動すれば、悲惨な末路を避けられますよ。
想像してみてください。
充実した毎日を送り、幸せに暮らしているあなたの姿を。
と考えている人は、最後まで読んでみてください。
目次
20代の引きこもりニートに待つ末路【一般的には悲惨です】
結論、引きこもりニートを続けた先には、こんな未来が待っています。
※あくまでイメージです。
順番に解説します。
20代:まだなんとかなる【人生終了ではない】
20代であれば、まだやり直しがききます。
若さが武器になるから。
【補足】親を頼れるなら頼ってもいい
これは余談ですが、親のすねをかじれるなら、かじってもいいと思います。
親が納得していて、かつ最終的にニートを抜け出せるのであればまったく問題ないかと。
※もちろん、40代・50代になっても親に依存し続けるのはさすがにマズいですが。
結論、あなたがニートでも20代であればなんとかなります。
と決心したタイミングが一番若いので、行動は1日でも早いほうがいいですよ。
30代:仕事の選択肢が限られてくる
年を重ねるごとに仕事の選択肢は狭まります。
理由は以下の3つ。
- 年齢に応じた経験やスキルが求められるから
- 働いても長続きしないと思われてしまうから
- 年齢制限が設けられている仕事もあるから(例:公務員)
あなたが人事担当者だったら、どちらを採用しますか?
- Aさん:32歳・前職期間5年
- Bさん:32歳・前職期間3ヶ月・ニート期間5年
普通はAさんですよね。
長く活躍してくれそうだから。
というわけで、年齢を追うごとに就職先の選択肢は徐々に減っていきます。
【補足】仕事の選択肢が狭まる=自分に合う仕事に就職できる確率が低くなる
仕事の選択肢が限られてくる=自分にぴったりの職に出会いにくくなります。
自分に合っていない仕事だと、就職できたとしても当然長続きしません。
こうなると、仕事が合わない→すぐ辞める→稼げないって感じで、どんどん悪い方向へ進んでしまう可能性があります。
40代:生活が苦しくなる
40代でニート状態だと生活はかなりカツカツです。
正社員と比べるとこんな感じ。
40歳ニート | 40歳正社員 | |
ランチ | カップ麺・コンビニ弁当 単価:300~500円ほど | 定食 単価:500~1,000円ほど |
プチぜいたく | 月1回の牛丼屋さん |
|
住宅 | 実家・アパート | マンション・持ち家 |
家族 | 独身 | 既婚・子供あり |
ニートと正社員の生活比較(※あくまでもイメージ)
当然ですが、定職もお金もないとなると、結婚は難しくなります。
下記のグラフを見るとよくわかるかと。
参考:若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③-平成29年版「就業構造基本調査」より-
もちろん子どもをもつことも厳しいので、幸せな家庭を築くのはかなり困難になります。
50代:親の介護が始まる【面倒を見てくれる兄弟や親戚がいないと絶望的】
50代になると、お金がないなかで親の介護が始まります。
親にお金がなく、面倒を見てくれる親族もいないとなると、あなたが介護しないといけません。
というジレンマにおそわれます。
いわゆる「8050問題」ってやつです。
60代①:実家を相続するが生活保護を受けられない【親が死んだらさらにやばい状況に】
親が亡くなって実家を相続しますが、生活保護を受けられません。
実家を相続している場合は、「資産がある」と見なされるから。
注意
実は生活保護を受けるのは、そんなにカンタンではありません。
厳しい条件があるため、ニートだからといって必ず生活保護を受給できるとは限らないんです。
60代②:就ける仕事がさらに減る【ホームレスになるリスクも】
と思い立ったとしても、60代で就ける仕事は警備・清掃・介護などごくわずか。
体を壊すと働けなくなるリスクもあります。
収入がないと当然家賃も払えません。
持ち家だとしても固定資産税の支払いが必要なので、どうしても苦しい生活になります。
食べ物に困ったり、電気・ガスを止められたりするかもしれません。
最悪の場合、自宅を追い出されてホームレスになる可能性もありますよ。
70代:孤独死・餓死
そして最後に待ち受けるのは孤独死もしくは餓死です。
あなたはこういう最期を迎えたいですか?
と思うかもしれません。
でも、ニートを続けると厳しい現実が待っていることだけは知っておいてほしいです。
高齢化して手遅れになる前にニートができること
(UnsplashのBrett Jordanが撮影した写真)
ニートの末路が悲惨なのはわかった。
でも、悲しい末路を迎えないためにはどうすればいいの?
結論、高齢化して手遅れになる前にニートができることは次の3つです。
順番に解説しますね。
規則正しい生活を送る
社会復帰するためには、規則正しい生活を取り戻すことが何よりも重要です。
生活リズムが乱れていると、行動する気力がわいてこないので。
あなたはこの3つをちゃんとできていますか?
- 健康的な食事
- 良質な睡眠
- 適度な運動
どれか1つでもできていない項目があれば、「引きこもりニートに効果的な体力作りの方法3選【ズボラでも大丈夫】」を読んで記事の内容を今すぐ実践しましょう。
就職支援サービスを活用する
あなたが正社員を目指しているなら、就職支援サービスを活用しましょう。
1人で進めるよりも効率よく就活を進められるから。
具体的に利用したほうがいい就職支援サービスは次の3つです。
- サポステ:グループワークや就業体験を受けられる
- ジョブカフェ:カウンセリングや職業相談を実施している
- 就職(転職)エージェント:エントリーシートの書き方や面接対策をプロから教えてもらえる
注意
余談ですが、ハローワークはあまり使わないほうがいいかなと。
ウソの求人やブラック求人が混ざっているから。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔してからだと遅いので、利用は慎重に判断しましょう。
在宅ワークを始めてみる
という人は、在宅ワークから始めるのもありかなと。
自宅で引きこもりながら稼げるので、人間関係のストレスが少ないですよ。
実際に始めてみて「自分に合うかも!」と思ったら、在宅ワークを続けてフリーランスとして食っていくのも選択肢の一つです。
在宅ワークのメリットやおすすめの仕事については、こちらの記事「引きこもりニートにおすすめの在宅ワーク3選【稼ぐコツも解説】」にまとめています。
フリーランスについては、こちらの記事「ニートが人生の逆転ホームランを打つ方法【失敗する方法も解説】」を参考にどうぞ。
当センターでは20代ニートの就職に関する相談を受け付けています!
(UnsplashのKelly Sikkemaが撮影した写真)
ニート自立支援相談センターでは、20代ニートの就職に関する相談を受け付けています。※無料です。
下記からご連絡ください。
- TwitterのDM
- 問い合わせフォーム
※お問い合わせ内容によっては返信しない場合もあります。
あらかじめご了承ください。
まとめ【ニートを続けると老後が大変。今日から社会復帰に向けて動き出そう】
(UnsplashのAdi Goldsteinが撮影した写真)
最後にニートを続けた先の末路をもう一度まとめておきます。
- 20代:まだなんとかなる
- 30代:仕事の選択肢が限られてくる
- 40代:生活が苦しくなる
- 50代:親の介護が始まる
- 60代①:生活保護を受けられない
- 60代②:就ける仕事がさらに減る
- 70代:孤独死・餓死
悲惨な末路を回避したい人は、今日からさっそく行動しましょう。
手遅れになる前にニートの人が取るべき行動は次の3つ。
- 規則正しい生活を送る
- 就職支援サービスを活用する
- 在宅ワークを始めてみる
「明日でいいや」だと、1ヶ月後も1年後も今のままです。
「うーん」と考えていても答えは出ないので、行動しながら考えていけばOK。
社会復帰の手順を詳しく知りたい人は、こちらの記事「20代ニートが社会復帰するまでのロードマップ全4STEP【経験者が解説】」を参考にどうぞ。
行動すれば人生を変えられます。
※僕も変わりました。
なので、とにかく行動あるのみです。
勇気をもって一歩踏み出してみてください。